ヴィニエティ・デル・サレントはアブルッツォを本拠とするファルネーゼ・グループがプーリアで展開する別ブランドです。
畑は大部分が、マンドゥーリアとサーヴァの町にあり、何年にも渡ってフィリッポと一緒に仕事をしてきた農家が所有しているものです。
平坦な土地で、周りに湖はなく、山もないため雪解け水が畑にもたらされることもありません。
畑の土は赤色をしていますが、これは鉄分を多く含んでいるためです。
赤土のほかに粘土質の土壌があります。
また、下層土は石がたくさん詰まっていいて、土地は痩せています。
そのため、葡萄は地中に水分や栄養分を求めて、深く根をはります。
日中は大変暑く、6月から収穫の時期までの約3ヶ月は40度にもなります。
しかし、夜は北東のアドリア海から南のイオニア海に向けて冷たい風が畑の中を吹き抜けるため、昼夜の寒暖差がもたらされ、畑が暑くなりすぎるのを防いでいます。
ゾッラのラインは全て少し遅摘みにして乾燥させています。
これは、プーリアの中では自然のやり方です。
葡萄は、熟した後果実への水分の供給を止めます。
そのため長く樹に実をつけておくと、非常に乾燥した気候により、自然に水分が失われていきます。
約2週間という短期間で、アマローネと同じ効果が得られるのです。
最高の葡萄を確保するため、厳しく選別され、収穫量は抑えられています。
古樹のプリミティーヴォから造る特別なワインで、畑はサーヴァにあります。
土壌は石灰質。
鉄分を多く含み、石が多くみられます。
栽植密度も高く8,000本/ha。
仕立てはアルベレッロです。
通常より遅く、9月中旬ー末に収穫します。
除梗、破砕し、10度に冷やし10〜12日間、定期的にルモンタージュをしながら醸しをします。
集約感のある葡萄で、醸しが進むと果皮が破れそこから糖分が抽出され、糖度が増します。
発酵が終わっても糖分が残ります。
フレンチオークの樽(新樽、225L)で13ヶ月熟成させます。
ろ過しますが、清澄はしません。
濃いルビーレッド、レッドチェリーやプラムのジャムを思わせる濃厚なアロマ、さらにタバコやスパイスのニュアンスが感じられます。
口に含むと、リッチで濃厚、ゴージャスな果実味と共に、カカオやチョコレートの風味が広がります。
内容量 750ml 原材料 ブドウ品種:プリミティーヴォ 保存方法 冷暗所にて保存 原産国名 イタリア プーリア 輸入者 稲葉
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